大乗の八戒

大乗の八戒は僧俗どちらも受けられる24時間の戒律で殺生・盗み・嘘・性交・飲酒・歌舞音曲・高座に座る・午後の飲食や肉食を避けます。戒の数も少なく時間も24時間に限られていますが、その効果は絶大です。夜明け前に釈尊の教えに従って受戒します。初回は先生から戒を授けていただく必要がありますが、次回からは自分一人で誓いを立てて行うことが可能です。経典にも、億千万の仏・菩薩に傘蓋・勝幡・灯明・荘厳をガンジス川の砂粒と同数のカルパにわたり供養し続けて得る功徳よりも、この末世において、一昼夜戒律の一つを守り通せば、より大きな功徳を得る、と言われています。

ゾパ・リンポチェの言葉: 世界平和を唱えて、国際会議を何回開催したところで、実際に人々が他を害することをやめなければ、何の効果もありません。大乗の八戒を一日守ること、それが一時間だけだったとしても、悪い考えを遠ざけて自分の意識を守ることになれば、それも世界平和への貢献です。人間に限らず生き物全てにとって役に立つことです。せっかく人間としてこの世に生を受けたのですから、精一杯その立場を利用すること。ズルしてはいけません。