寺子屋 度学寸塾 その3 マントラ    

 香港センターのペンバ師来日時に質問して判ったのですが、特にニンマやカギュのラマには直接伝授が必要という人もいるが、我々はマントラを誦えるだけであればラマから伝授されてなくてもよいとのことでしたので、FPMTのテキスト群などより紹介していこうと思います。
 まず、FPMTの指導として、センターでの修行として勧められる真言念誦の例として挙げられているものを紹介しましょう。
 発音についてはラマによって違いますので、FPMTプレイヤーブックに掲載されているスペルをもとに、一般的なサンスクリット語の読み方の約束事に出来るだけ近いように記します。子音のみの部分もありますので、アルファベットの表記も参考にして下さい。ラマから直接教わったらその通りに誦えるのがいいでしょう。
まずはお釈迦様の真言です。

TADYATHA OM MUNI MUNI MAHA MUNIYE SVAHA
(タデャター オーム ムニ ムニ マハー ムニイェー スワーハー)

次に観音様の真言長短二種が勧められてます。まず長いほうです。

 NAMO RATNA TRA YA YA
           〜
NAMA ARYA JNANA SAGARA
VAIROCHANA BYUHA RAJAYA
TATHAGATAYA
ARHATE SAMYAKSAM BUDDHAYA
NAMA SARVA TATHAGATE BHYA
ARHATE BHYA
SAMYAKSAM BUDDHE BHYA
NAMA ARYA AVALOKITESHVARAYA
BODHISATTVAYA
MAHA SATTVAYA
MAHA KARUNI KAYA
TADYATHA
OM DHARA DHARA
DHIRI DHIRI
DHURU DHURU
ITTE VATTE
CHALE CHALE
PRACHALE PRACHALE
KUSUME KUSUME VARE
ILI MILI
CHITI JALA APANAYE SVAHA

(ナモー ラトナ トラ ヤー ヤ ナマ アーリャ ジュニャーナ サーガラ ヴァイローチャナ ビューハ ラージャーヤ タターガターヤ アルハテー サミャクサム ブッダーヤ ナマ サルヴァ タターガテー ビャ アルハテー ビャ サミャクサム ブッデー ビャ ナマ アーリャ アワローキテーシュワラーヤ ボーディサットワーヤ マハーサットワーヤ マハー カルニ カーヤ タデャター オーム ダラ ダラ ディリ ディリ ドゥル ドゥル イッテー ワッテー チャレー チャレー プラチャレー プラチャレー クスメー クスメー ワレー イリ ミリ チティ ジャーラ アパナイェー スワーハー)
この真言とほぼ同じものが、日本では十一面観音の真言として伝わっています。次はお馴染み短い六字の真言です。

OM MANI PADME HUM
(オーム マニ パドメー フーム)
 この真言は主にチベットでポピュラーな四臂の観音様の真言として誦えられますが、違う姿の観音様に対しても用いられます。日本では主に天界の衆生を救済するとされる如意輪観音の真言の一つとして伝わっています。プレイヤーブックでは、これら観音様の真言は、特に死の時に於て衆生を利益する為の十の強力な真言のひとつとしても紹介されてます。
 ではまた。

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