ゾパ・リンポチェ・ニュース 

2003年10月


目次
1. ゾパ・リンポチェのスケジュール
2. ラマ・オセル・ニュース
3. 霊障の対処法
4. リトリートは阿弥陀の浄土
5. リンポチェ近影

1 ゾパ・リンポチェのスケジュール

米国・サンフランシスコのツェ・チェン・リンで八つの思考変容をおしえる(11月15日から18日)

かねてからのダライラマ法王の要請をうけ、インドのバンガロールでダルマを広めるため、11月29日・30日の2日間、週末の仏教コースを行なう。

11月は恒例のコパンコースで指導のあと、ブダガヤのルート・インスティチュートでカダム派の伝統による仏教を指導.その間、ギャルワ・ギャツォの灌頂を授ける.ニューデリーで、ダライラマ法王をお招きして、ダルマ記念講演を、ニューデリーのツシタ・インスティチュートの主催で、1月3日に行なう.

ジャカルタのポトワ・センターを訪問し、薬師仏と金剛サッタの灌頂を授ける.

1月12日から2月1日まで、ホンコンのチャム・ツェ・リンを訪問.獅子相のダーキニーと長寿灌頂を催行。ツォンカパ大師のグルヨーガも指導の予定.2月4−8日、台湾のシャキャムニセンターを訪問.

3月10日から17日は、タヒチのナーローパセンターで七支の意識訓練を教え、ミトゥクパ、ミラレパ、ターラ、薬師仏の灌頂を授ける.

ニュージーランド、ドルジェ・チャン・インスティテュートで3月19日から4月4日までFoundations of all Good Qualities (ユンテン・シュルキュルマ?)を指導し、無量光仏、大薬師仏の灌頂を授ける.

オーストラリア、ブッダ・ハウス主催のマハームドラーのリトリートを4月9日から5月4日まで指導。リトリート開始時に、ギャルワ・ギャツォの灌頂を授ける.リンポチェは、瞑想修行の本当の意味を知るのに素晴らしいリトリートにするよう計画した.

6月6日から7月4日まで、モンゴルでEEC4.

イタリアのマイトレーヤインスティチュートで、薬師物の教えと灌頂を、CPMT2004(FPMTディレクターの会議)の前に行ない、会期中に二十一尊ターラの灌頂を授ける(8月27日から9月1日)。

9月3日から30日まで、マイトレーヤインスティチュートで、ガンデン・ラギャマの長いリトリートを指導.ヤマーンタカの灌頂を9月4―5日に授けてから開始される.

 

2 ラマ・オセル・リンポチェ・ニュース

前回お伝えしたように、ラマ・オセルは普通の学校教育を受け、大学進学の可能性に備えたいと真剣に願っています.

スペインで数ヶ月の個人授業を受けたあと、ラマ・オセルは寄宿学校への入学を希望しました.様々な学校を捜し、数校で面接を受けました.最終的にスペインでも3本の指に入る、優秀な寄宿学校への入学を許されました。この学校は学業、研究、指導力開発、人格養成に優れた学校として有名で、ラマ自身が望んでいるところの、あまり宗教的でなく、スポーツなどにも力を入れています.

イギリスの寄宿学校をモデルに、規律正しく、生徒は制服を着用し、週末以外の外出は禁じられています.生徒数は約千名で世界中から学生が集まっているので、校内はインターナショナルな雰囲気です.

ラマ・オセルの目標は高校を卒業し、スポーツその他、個人的、社会的な成長を遂げる事です.

学校当局は、ラマ・オセル個人の達成度に会わせた特別プログラムを組むなど、大変協力的です.今のところ、ラマ・オセルは、学校のスタッフの素晴らしさ、聡明な学友など、この学校を大層気に入っているようです.級友に追いつくため、一生懸命勉強しています.中間テストの成績は良く、先生方もラマの進歩に満足しています.

 

3 霊障の対処法

ゾパ・リンポチェの新しいアドバイス http://www.fpmt.org/teachers/zopa/advice/Default.asp

上記サイトより抄録:
「霊の害を受けているとき、この四つの事をしてみなさい.(霊が胸を押している、というような感じがあったときは)

1) 自身をヤマーンタカであると観想する。そうすると霊は干渉する事ができない.
2) 同様に、霊をグル・本尊、ヤマーンタカであると観想する.
3) 空性の瞑想をした体験を利用する.
4) 霊に対し慈悲を起こす。


4 リトリートは阿弥陀の浄土

リンポチェはアメリカの田舎にリトリート用の家屋を寄進され、現在そこに滞在中.ホリー・アセット師がリンポチェの様子を紹介しています.

ラマ・ゾパ・リンポチェはリトリート用のログハウスをまるで浄土のように変身させました.仏像の写真が壁から高さ4m以上の天井まで覆っています。壁のうち一面は薬師如来の写真が何千枚も、リンポチェの部屋の天井は半分がラマ・チューパの集会?、もう半分は千手観音の写真が張ってあります.他の部屋の壁の一面と天井は、三十五仏、もう一面は二十一尊ターラ、もう一面は十六羅漢図と言うぐあいです.天井は釈迦の生涯の41の行ないと、その他様々なお釈迦さまの写真で覆われています.家中の窓は、ブダガヤの釈迦ムニ像の写真で縁取られ、内を向いたり、外を向いたりして張ってあるので、小鳥達の目にも入るでしょう.一本の梁にはダライ・ラマ法王のたくさんの写真、その後、リンポチェの先生方の写真で埋め尽くされました.(この作業はすべてリンポチェの注意深い指導の元になされました.)

天井には色とりどりの豆電球が1,000個、部屋を貫く長い梁2本も、光の瓔珞を纏い、七フィートの高いクリスマスツリーが2本、これもまばゆく光っています。そのほかにも、様々な形の灯明の供物が飾られ、その数合計3千。壁にはずらりと仏壇がしつらえられ、その前には大きな350の水器が供えられています.

階段上には、大きなテーブルがあり、お釈迦さまのいろいろな遺品、ストゥーパ、ツァツァ、仏、本尊のタンカ、テンギュール・カンギュールのCD、その他、様々なルンやティーチングのCD、金泥の八千頌般若経などが置かれていて、テーブル全体が聖なる品々でいっぱいです.

リトリートとリトリートの間には、リンポチェはターラの写真や、ツァツァや供物の宝石に乾くと膨らむ特殊インクで絵を描いたり、粘土でインセンス・プージャ用の小さなヤク、山羊、羊などの動物を作っています.

予期せぬ訪問者として、ラサ・アプソ(チベットの犬)が1週間、飼い主がわかるまで、リンポチェとすごしました.近くのウォールマートの駐車場で、迷子になっているのを発見したとき、私たちに対して非常に警戒していましたが、リンポチェの姿を見るや否や、一直線にリンポチェのほうにかけて行き、リンポチェといっしょにテーブルの上席に座ってしまいました.リンポチェはジャンセム(と、臨時の名前をつけて)にご自分のフリースブランケットを献上しました.ジャンセムがいる間、リンポチェは毎日、彼と走リまわっていました。リンポチェが僧衣の裾を翻し、犬が長い耳をなびかせて走っている姿、そしてリンポチェの大きな笑い声を想像してみてください。

リンポチェは次から次へと様々な事を楽しまれています。家の中にはハチやカブトムシ始め、たくさんの虫がいます。私たちが虫を集めてビンに入れると、リンポチェは(健康のため)、祭壇の周りを8-10回ジョギングしてまわってから、家の外へ放してやります。(今はもう雪が降って寒いので、リンポチェは虫たちに箱で家を作ってやり、外に逃がして寒さでやられないようにしています。)リンポチェは、ご自身のグル達の長寿を祈願して、30−35フィートの高さのナムギャルマのストゥーパを建立する予定地を決定されました。ストゥーパは山の高いところに建てて、ふもとを車で通る人たちにも見えるようにしたいとお考えです。その下には小さな僧院も建てる予定です。

リトリートの始まる前日、リンポチェが買物に行きたいと言ったので、みんなは車に飛び乗って30分ほど走ったとことにあるウォールマートに向かいました。途中で、ロジャー師に何を買うのか聞かれると、捕まえた虫を入れておくジャー(容器)、細長すぎず、小さすぎず、薄すぎないもので、中にいれた虫が傷つかないようにとのお答え。ドライブの道々、サーンガータスートラのルンを大音量で授けながら、リンポチェは威儀を正して座って、手は礼拝のムードラを結び、(外の虫たちもルンが聞こえるように)雪の降る中、車の窓は開け放って進みました。すると2頭の鹿が道に出てきたので、リンポチェは、サーンガータスートラの四語を鹿達が耳にしたかもしれないと、お喜びになりました。(サーンガータスートラを聞くのは、太平洋の砂と同数の仏、菩薩に供養するより13倍の功徳があるといわれています。)

(家の中は)そこここに経文が開いて置かれ、芸術活動が粛々と進んでいます。ロジャー師はトルマ作り、ジョン・ジャクソン師はツァツァの彩色、リンポチェもツァツァの彩色、ルンドゥップ・チョーサン師は仏画の額作りと調理…そして静けさの中に、素晴らしい日没の光景。

昨日は初めての雪が降りました。外でザンバラの供養の最中(真夜中で、しかも昼食前!)雪が吹きすさぶ中、(ラミネートしてありましたが)チベット語のテキストが一枚、風にさらわれて飛んでいってしまいました。翌朝、みんなでこのテキストを探しましたが、他の人たちがジャケットや帽子で完全防備しているのに、リンポチェは薄い僧衣一枚で、寒くないと言い張っていました。

ある日、リンポチェがキッチンに降りてきて、みんなのスナックに、大量のバターと塩を入れたきのこのフライを作りました。これをアミダ・スナックと命名したのをきっかけに、このリトリートハウスを、阿弥陀仏の西方浄土と呼ぶ事になったのです。

このリトリートハウスと土地は、年をとった生徒がそこで生活し、修行をしながら死を迎えられるように、将来リトリートハウスを建設するというリンポチェの計画です。

阿弥陀仏の西方浄土からの便りでした。

(このリトリートハウスの様子が、たくさんウェブサイトで紹介されています。)

 

5 リンポチェの写真

ゾパ・リンポチェの新しい写真をウェブでご覧下さい。リトリート・ハウスの装飾も見られます。
<http://www.fpmt.org/teachers/zopa/gallery.asp>


写真の紹介:
ランド・オブ・メディシン・ブッダとヴァジュラパニで行われた、キルティ・ツェンシャブ・リンポチェのティーチング中に撮影した写真2葉。

ロジャー師の質問に、リンポチェが答えているところ。ホリー師がリンポチェに呼ばれて、特別に撮影した写真。見どころは、ロジャー師のノートに貼ってある、大量のポストイット。

タオス滞在中に、リンポチェがインターナショナル・オフィスを訪問したときの写真。

マイトレーヤ・プロジェクトの責任者、ピーター・ケッジ氏とリンポチェの写真。なぜ風船を持っているかというと、アプトス滞在中、リンポチェは毎日のように、FPMT全体とマイトレーヤ・プロジェクトの成功を祈願して、大きな風船に祈りや真言を書いて、インセンス・プージャの最中に、空に飛ばしていたからです。リンポチェによれば、この風船は、祈祷旗と同じだそうです。

リンポチェの新しい写真はリンポチェのHPで - <http://www.fpmt.org/teachers/zopa/>  
リンポチェのフォト・ギャラリーは <http://www.fpmt.org/teachers/zopa/gallery.asp>

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クレア・イジット

Claire Isitt
Centre Services Director
FPMT International Office
Email: claire@fpmt.org

Bodhicitta, the thought of benefiting others,
Keeps the mind happy, gies strenght.
Thought transformation gives strangth for the mind.
It doesn't bring you down, it only brings you up.

Lama Zopa Rinpoche, CPMT Taos


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